のぐちよ日記

映画、本、アート、日々のことをちまちまと。

贅沢なタイムカプセルとブログの更新について

留学や海外旅行で美術館に行ったとき、 「なんか、あの絵気になるな」と近づいてみると、ピカソの作品だった、ということが多々あった。 まるで、ピカソの作品にだけスポットライトが当たっているかのようである。ありとあらゆる画家がいる中で、わたしはピ…

ルドンと春とギリシャ神話 オディロン・ルドン「ルドン―秘密の花園―展」

春の鮮やかな花々で描かれた展覧会があることをご存知でしょうか。 ルドンー秘密の花園|三菱一号館美術館(東京・丸の内) 三菱一号館美術館の、「ルドン 秘密の花園」展である。 オディロン・ルドンは1840年にフランスで生まれた画家である。ロダン、…

印象派絵画とわたしの片思い

印象派画家の展覧会をよく目にする。 印象派絵画は19世紀後半のフランスで生まれた表現方法である。 チューブの絵具が誕生したことで画家たちは屋外で絵を描くようになり、光の表現が多彩になった。色とりどりの色と、厚く絵具を重ねたタッチが特徴の絵画…