のぐちよ日記

映画、本、アート、日々のことをちまちまと。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

中国人の友達が東京にきた! 4 上野美術館めぐり編(プーシキン美術館展―旅するフランス画)

中国の友達と、東京で遊んだときの回顧録でございます。 美術館に行きたい、けれど展示は何でもいいとのことだったので、それじゃわたしの見たいもので、と東京都美術館でやっている「プーシキン美術館展―旅するフランス画」と西洋美術館での「プラド美術館…

中国人の友達が東京へ遊びにきた! 3 中目黒古着めぐり編

友達が古着を買いたいとのことで、3日目は中目黒古着めぐり。 中国はヴィンテージショップが少なく、一部セレクトショップに置いてあるだけだそうで、日本にはたくさんお店があると、すでに調べていたようだった。 友達が東京へ来る前と同様、わたしは無駄…

中国人の友達が東京へ遊びにきた! 2 銀座買い物編

前回のブログの続きです。 noguchiyo06.hatenadiary.jp 銀座界隈で1日お買い物。友達は即決でバンバン買っていくので驚いた。 けれど、潔く買っていく姿は見ていて気持ちが良いし、特に日本製品をたくさん買ってくれた時なんかは品質の良さを認められたよう…

中国人の友達が東京へ遊びにきた! 1

ニューヨークにいた頃、知り合った日本人の方が、銀座で自身ブランドのポップアップストアを開くことになった。 これはめでたいと共通の友達である中国人の友達に早速連絡することに。しかし問題が発生。Wechatのアカウントのパスワードを忘れてしまい、ログ…

ポパイ5月号「ニューヨーク退屈日記」とわたしのニューヨーク

正統派ユダヤ人を、ニューヨークに行くまで見たことがなかった。 本で読んだのでもともと知っていた。男性はひげを伸ばし黒い帽子、黒のジャケットスタイルとパンツ、白シャツ、黒の靴。女性はひざ下丈のスカートの格好であるが、本物を見たことがなかったの…

美容院にて髪型が希望通りにならなかったときのこと。

美容院で髪を切って、 イメージ通りの髪型にならなかったとき、いらいらとがっかりした気持ちが入り混じって、誰にも会いたくないと落ち込む。 もし髪をばっさり切ってしまったなら、切らなければよかったと後悔が残る。一度切ってしまったらもう戻すことは…

お人よしは報われるの? 遠藤周作「わたしが・棄てた・女」

ラジオで爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」が流れていた。 昔の曲だなあとぼんやり聞いていたんだけれど「ペンフレンド」という歌詞に一瞬どきっとした。聞きなれない言葉は一気に当時の空気を感じる。 その曲よりだいぶ前だけれど、ペンフレンドでつな…

キザだけどかっこいい「こだわり」のエッセイ 伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」

最近「地味弁」が流行っているらしい。 esse-online.jp しきりは最小限、おかずは2品でOK、「インスタ映え」は考えないというのが地味弁の定義らしい。昔いわれた親父弁当である。 少し前まであんなにキャラ弁がもてはやされたのに、真逆のブームが起きるの…

1970年の家族 筒井康隆「家族八景」

書物やテレビドキュメンタリーなどで、激動の昭和といわれるだけあって、昭和の時代というのは年代ごとで、本当にいろんなことがあったんだと改めて気が付く。 1970年、1971年の出来事で調べると、1970年、大阪万博が開催、1971年、沖縄返還…