のぐちよ日記

映画、本、アート、日々のことをちまちまと。

ゴールデンウィークは益子陶器市へ行きました

母がわたしの、お気に入りのマグカップを割った。

 

ニューヨーク留学中買い、ずっと使っていたものだったので、ものすごくショックだった。ニューヨークの思い出がひとつ消えてしまったような気がしたのである。

黙っているわたしを見て、母は後ろめたくなったのか「そんな大事なもの、自分で洗えば良かったじゃないの」と言ってきた。

逆切れかと思って腹が立ったけれど、確かにその通りだ。

 

買ったマグカップは、ブルックリンのグリーンポイントというエリアにあるセレクトショップのHome Of The Braveで売られていた。

www.homeofthebravenyc.com

 

どうしても諦めきれなかった私は、日本に住んでいるニューヨーク出身の友達が一時帰国すると聞き、ついでに買ってきて欲しいとお願いしたのである。

友達は親切にもお使いを引き受けてくれたのだが、お店にはもう同じデザインの物はなかったそうだ。

 

壊れてしまったものを悔やんでも仕方ない。新たなお気に入りのマグカップ探しをしようと、ゴールデンウィーク中に開催していた、栃木県の益子陶器市に友達と行った。

blog.mashiko-kankou.org

ゴールデンウィークと11月の年2回開催していて、通りにずらっとテントが張られ、屋台も出るのでお祭りのようである。

 

 f:id:noguchiyo06:20180508151349j:plain

今回初めて行ったが、一日で回り切らないほどの出店数に驚いた。アイテムも豊富で、益子焼だけでなく、アクセサリーや、グラスも売られていた。友達の一人は「毎年家族で行くんだ。買わなくても見るだけで楽しいんだよ」と言っていたのだが納得である。

昔からある窯元と、若い作家の作品が並ぶため、新旧デザインがミックスしているし、どれも手作りなので一つとして同じものがないのだ。見るだけでも全く飽きない。

 

 

f:id:noguchiyo06:20180508151827j:plain

 

 

f:id:noguchiyo06:20180508151859j:plain

食器だけでなく、観葉植物も売られていた。鉢植えも売っていたので、自分だけの組み合わせができる。

 

 

城内坂通りを歩くと、大誠窯という昔ながらの窯元に通りがかった。店内は撮影禁止だったが、窯は撮影して大丈夫とのことだった。

 f:id:noguchiyo06:20180508151423j:plain

 

 

f:id:noguchiyo06:20180508151504j:plain

 

f:id:noguchiyo06:20180508151540j:plain

 

f:id:noguchiyo06:20180508151705j:plain

 窯の中の写真。周りの土っぽい雰囲気もかっこいい。

 

f:id:noguchiyo06:20180508151745j:plain

 

奥までずらっと陶器が並べて売られていた。じっくり見ていると時間を忘れてしまう。

 

 

 

通りを歩き疲れてコーヒー休憩。

アイスコーヒーを益子焼の陶器で出してくれた。ほかでも益子焼の陶器で出してくれるお店があり粋である。

f:id:noguchiyo06:20180508151927j:plain

 

一日中歩いて回って購入したもの1つ目、お皿。

f:id:noguchiyo06:20180508151959j:plain

 

テントに出展されていたので買いました。作家さんの名前聞いておけばよかったと後悔。ネットで探してもなかったので、今度行った時チェックしてみます。

 

気泡も色も海みたい。

Naughty Boy ft.Beyonce’のRunnin'のMVを思い出して買った。曲もMVも素晴らしくて大好き。

youtu.be

 

 

f:id:noguchiyo06:20180508152036j:plain

 

 イチゴをのせるのにぴったりなサイズでした。

ヨーグルトを入れてもよさそうだ。

 

f:id:noguchiyo06:20180508152113j:plain

 

本命の新しいマグカップ。鈴木稔さんという作家の方が作ったものらしい。

色と形、飲み口の分厚さもパーフェクト。見つけて30秒で購入。

 

ニューヨークで買ったものと、形も大きさも同じだと後で気付いた。気に入ったものはいつも似通ってしまうなあと実感。

 

f:id:noguchiyo06:20180508152155j:plain

これからはこいつにコーヒーを淹れて飲みます。毎日のルーティーンがおしゃれになって嬉しい。

 

◆行き方

 秋葉原から益子市直行のバスがあるが、7:30の時点で長者の列だったため、電車で行った。

ちなみに車も駐車場がいっぱいになってしまうそうだ。

秋葉原からだとつくばエクスプレス守谷駅常磐線快速下館駅真岡線益子駅で乗り継いでいく。3時間半はかかる道のりである。

真岡線蒸気機関車の整理券があり、買って並んでいる人もいたので、行くついでに乗るのも楽しそうだ。